騒音対策の個人的奮闘記

騒音に悩まされるようになったきっかけ

耳栓

2007年まで、私は都内のアパートに住んでいました。
木造アパートなので、隣の部屋の話し声や下の階の子供の足音などは時折聞こえてきます。
これくらいなら、まぁ我慢できかな?という程度。
私の話し声や足音も隣の部屋に聞こえていたと思うし。

しかし、アパートの賃貸契約期限の切れる約半年前、隣の部屋に大学生らしい男の人が引っ越してきました。
この人が騒音の原因。
まず、朝には目覚まし代わりに大音量で音楽を流します。
この曲はあのアーティストのあの歌だ、と分かるほど。
さらに夜中には友達を呼んで、酒を飲みながら大声で騒いでいます。
真夜中に料理もしていて、何かを炒めている音まで聞こえてきました。

これにはアパートの住民も我慢できなかったらしく、管理人や不動産会社に苦情の連絡をしていました。
でも、効果は全くありませんでした。
真夜中の騒音は止まないのです。
その後、すぐに反対側の隣部屋に住んでいた人は引っ越してしまいました。

私も睡眠不足になるし、自宅で仕事に集中できないので引越しをすることに決めました。
契約期限も切れるのでちょうど良いタイミングかな、と思って。

でも、これはさらなる騒音への苦痛の序曲でしかなかったのです・・・。

引越ししても騒音に悩まされる

イヤーマフ

急いで次の引越し先を決めたのは、都内ではなく隣接している某県内。
隣に部屋のあるアパートやマンションではなく、一戸建ての家(平屋)を見つけたのです。

不動産会社のホームページには、「事務所に最適」というキャッチコピーと共にその家の写真が掲載されていました。
一目で気に入り、1度見学をしました。
そして、家賃も手頃だったので即契約をしたのです。

この家に引っ越して、2〜3ヶ月は特に騒音も無く、快適に住むことができました。
しかし、その夢のような生活は、脆くも崩れ去ったのです。

まず、目の前の空き地は、工事の資材置き場として使われるようになりました。
月曜から土曜日の毎朝8時〜夕方5時過ぎまで重機やトラックが動き出しました。
そして、低くて重たいエンジン音が窓を閉めていても聞こえてきます。

さらに、隣家では子犬を飼い出しました。
しつけが上手くできていないらしく、朝から晩までちょっとしたことに驚き、「キャンキャン」と甲高い鳴き声で鳴いています。

「事務所に最適」な平屋一戸建ての借家は、仕事をする場所としては不適切な場所になってしまったのです。

このサイトでは、このような騒音問題を私がどのように対策したのかを解説しています。
実際に行った防音方法なども公開しているので、ぜひ参考に。