経皮毒ガイド

経皮毒とは?

石鹸

経皮毒とは、皮膚を通じて体内に毒が入ることです。
毒というのは、日用品に含まれている有害化学物質のことを指しています。

普段使用しているシャンプーやリンス、化粧品、洗剤、入浴剤など、たくさんの日用品には経皮毒の影響を及ぼすといわれる有害化学物質が含まれています。
化学物質は目に見えないほど小さいので、皮膚の毛穴などから簡単に体内に入り込みます。
お風呂などで体が温まっていると、経皮毒の吸収率は約10倍にもなると言われています。

また、問題なのは一度体内に取り込まれた経皮毒性のある化学物質は、簡単に排除することができません。
そして、経皮毒性化学物質は人間の体に様々な影響を与えます。

経皮吸収

お風呂

経皮吸収とは経皮毒のように皮膚から体外の物質を吸収すること。
以前は皮膚から物質が吸収されることはまずない、と考えられていましたが、最近では物質によっては皮膚から吸収されやすいものがある、ということが分かっています。
経皮吸収には、一度吸収されると排出しにくいという特徴もあります。
口から吸収する経口吸収では毒素の90パーセントが排出されるのに対して、経皮吸収では10パーセントしか排出されません。