大阪の歴史 | 関西人による大阪観光ガイド

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大阪の歴史

お気に入りスポットをご紹介する前に、大阪の歴史についてのページを作ってみました。
歴史を少しだけでも知っていただいた上で、お越しいただいたほうが、より楽しんでもらえると思いますので。

大阪の歴史を詳しく記した書物やサイトは沢山ありますが、あまりにも詳細に書かれていると、読みづらかったりしますよね。
というわけで私流に、歴史を3分割してみました。

戦国時代以前

大阪の歴史の中には、天皇遷都による都が存在していたことが2回あります。
1回目は大化の改新直後の「難波長柄豊崎宮(なにわながらとよさきのみや)」。
2回目は奈良時代の「難波宮(なにわのみや)」です。

難波宮のほうは、平城京からの一時遷都だったようですが、中央政府がある内陸部(奈良)から最も近い港ということで、国際港としてかなりの繁栄ぶりだったらしいです。
これらの都はどちらも上町台地(大阪城〜四天王寺のあたり)に位置していました。
現在は史跡公園として整備されていますので、ぜひ行ってみて下さいね。

戦国時代〜江戸時代

織田信長の意思を受け継ぎ、豊臣秀吉が天下統一を成し遂げたのが、ここ大阪の地です。
これは有名なお話なので、皆さんご存知のことと思います。
当時は「大阪」ではなく「大坂」という漢字だったんですね。
こんな風に呼ばれていたのは、15世紀末頃〜明治維新までです。

豊臣政権期に発展した大坂はまさに日本の中心でしたが、豊臣氏が徳川氏に破れ滅んだとき、大坂も終わりを向かえたのです。
ただ、この荒れ果てた大坂も、江戸幕府により再建され、商業の町として大復活を遂げました。
今の大阪に沢山残っている河川や堀、橋はこの時代に整備され、大坂は「水の都」と呼ばれるようになりました。
また、「天下の台所」と呼ばれたのもこの頃です。

明治維新以後

「大坂」から「大阪」に変わったのがこの時期です。
明治維新では廃藩置県や地租改正等が起こり、大打撃を受けた大阪ですが、第一次産業革命でまたまた大復活です。
昭和初期頃までは、東京と並んで日本経済の中心でしたが、第二次世界大戦以降は東京ほどの経済力を持つことが出来ませんでした。