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エコツーリズム
最近、これまでの派手な海外旅行ではなく、「エコツーリズム」という地味ではあるものの、根強い人気があるツアーが普及しつつあります。
「名所」「買い物」ではなく、「自然」「環境」「文化」を発見する旅が静かなブームを呼んでいます。
自然のために小さくても何かを実践し、それらの旅人を受け入れる地域を皆で作って行くことができれば、自然と文化に満ち溢れ、もっと愉快な命を楽しむ事ができる。
一人一人が自然を守り、考え、慈しむ。
自然の中に新しい光を発見する。
「エコツーリズム」はそんな精神を提案しているようです。
エコツーリズム憲章
自然や環境、文化を発見する旅に加わり、自然のために小さくても何かを実践し、そうした旅人を受け入れる地域を皆で作っていけば、この国土の隅々にまで個性に満ちた自然や文化が溢れ、もっと豊な命というものを楽しむことが出来る。
一人一人が自然を守り、考え、慈しむ。自然の中に新しい光を見る。
「エコツーリズム」はそのための提案なのです。
ゆっくりと見回してみよう。
見えなかった色が見えてくる。
気がつかなかった香りに気づく。
聞こえなかった歌が聞こえてくる。
季節が移っていく。
あざやかに大地がここにある。
森がどこまでも広がっている。
どこまでも空が海がひろがっている。
風がそっと通り過ぎる。
水が落ちて、土を潤す。
生き物たちが息づく。
人間のふるさとはここにある。
自然はやさしい。
温かい。
大きくて物知りだ。
時に荒々しい。
時にはひどく荒々しい。
人のくらし、歴史や文化は、そうした自然と共に育ってきた。
大自然の里山や都市の小さな自然まで、自然のいのちと人のいのちを共振させる。
そういう旅をしよう。
ゆったりと呼吸し、ゆっくりと見回し、おおらかな一歩をしるしたい。