エコライフ
最近、巷で「エコライフ」という言葉をよく耳にします。
子供の頃、夏は本当に暑かった!
冬は本当に寒かった!
そう思いませんか?
おそらく、昔も今も多少の違いはあるにせよ、それ程気候条件は変わっていないはずです。
いつの頃から、夏の冷房は当たり前、冬の暖房も当たり前、という生活に慣れ過ぎてしまったのでしょうか?
あまりにも、季節感のない暮らしをしているために、子供の成長にも影響が出始めていると聞きます。
汗をかくのは、体が体温の調節をしている証拠!
外が暑いのか寒いのかわからない状態で暮らすなんて、体にいい訳ありません!
せめて季節を感じながら暮らす、ココロの余裕が欲しいものです。
無駄を無駄とも思わなくなった
人間、便利なことに慣れてしまったり、欲しいものがすぐ手に入るようになると、不便とか不足ということを忘れてしまうみたいです。
家へ帰れば、エアコンのスイッチを入れ、何となくテレビをつける。
食べ物にしても、子供のころ全部きれいに食べてたのに、このごろは旨けりゃ食べるし、まずけりゃ平気で残すようになってしまいました。
普段は気付かずにいても、よく考えてみると、ほんと無駄なことばかり・・・。
ずっと昔、親から「物を大切に!」と言われ続けてきたことが、どこかでプツンと音を立て切れてしまったように思えます。
物を大切にとっておいた、おじいちゃんやおばあちゃんが、いつのころからか「もう、そんな面倒なことはしなくていい」と、気づいてしまったのでしょうか。
その子供世代も、「それでいいんだ」と、いつしか思うようになってしまった気がします。
更に次の世代には、「もったいない」なんていう感性などみじんも持ち合わせなくなってしまったように思えます。
エネルギー・水・ゴミのことを考えませんか?
「私が地球を救うんだ!」と片肘張る必要は毛頭ありませんが、自分のまわりの環境について考えるだけでいいと思うのです。
自分が毎日の生活で、無理なくできることから始めればいいのです。
例えば、
・弁当を作り、水筒を持ち歩いてみる
・エコバックを持って買い物に出かける
・生ゴミを堆肥化すること
・洋服をもう一枚重ね着してみる
・充電式の電池を使ってみる
・食器洗いは水を流しながらではなく、溜めて洗う
・冷蔵庫を壁から10センチ以上離すと10%消費電力節約
・お風呂の残り湯を、洗濯に使ったり、洗車に使ったり
・レジ袋をもらうのではなく、買い物袋を持ち歩く
・歯を磨くのに水を出しっぱなしにすると、1分で12L流れます
・車の渋滞を避け、たまにはバスや自転車に乗ってみる
・Co2の排出の少ない夜間電力で、夜洗濯をする
・化学洗剤を使わず、重曹を使ってみる
・うちわを使ってみる
などなど。
何も、これをしなくてはいけないとか、ルールがある訳ではありません。
ふだん、あたりまえのように、何も考えなくなってしまったことについて、一人一人が、チョッと立ち止まって考えてみる、そのことが最も大切なことのように思えます。